中小企業の経営者年齢で最も多い年齢層は、、
中小企業白書によると、中小企業の経営者年齢で最も多い年齢層は、なんと69歳!
20年前の経営者年齢40代後半だったため、その時の経営者が現在も経営者として奮闘されていることになります。
2018年のデータでも70歳以上の経営者の割合は28%を超えており、中小企業庁の予測では、2025年には70歳以上の経営者が245万人に及ぶとされています。
中小企業経営者の引退年齢は?
経営者の平均引退年齢はここ20年ほど変化がなく70歳前後で推移しているため、今後10年以内に中小企業経営者多くの割合が引退せざるを得ない状況なのです。
さらに、
約380万者の中小企業のうち約127万人の経営者が、現時点で後継者が決定していません!
後継者不在により経営承継が出来ず、黒字であるにも関わらず休廃業・解散に至ってしまう企業も増加しており、その件数はここ数年毎年4万件を超えています。
中小企業者の事業承継問題への対策
このような状況を踏まえ、国も様々な対策を講じています。
事業承継において課題となる税金の問題、経営者の個人保証の問題、相続の問題、後継者確保・教育の問題、事業譲渡の円滑化等に加え、
事業承継やM&Aの専門家を育成する対策を進めています。
事業承継についてはこれからも様々な視点から情報発信していきます。
愛知県豊橋市 中小企業診断士事務所 彦坂マネジメントオフィス